
千代森家の跡継ぎ・伊月と付き人の芳野は、身分差とすれ違いを乗り越えやっと心と体を繋ぐ。
しかし、その関係を知った旦那さまの環は激昂し、2人の仲を引き裂こうと伊月と芳野をひどく痛めつける。
それでも互いを想い合う2人の姿に心が千々に乱れた環は、家督を譲り田舎生活を始める。
そこへ、因縁の相手・結城が現れる。
幼い頃、真似事のように未来の契りを交わした環と結城は、身分違いで同性という壁に阻まれた過去があり…【収録作品】踊る阿呆と腐れ外道 第伍話〜第玖話ラストダンス(やわらかい日差しの中で)[描き下ろし]★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの5ページ漫画が収録されています。
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コメント
良かった!
環と結城の話はとても切なく、でも最後は良かった友達思いました。
環の印象が2巻で変わりました。
下巻まで絶対に読んでほしい
あ~思い出したら泣いてしまう…。
しばらく考え込んでしまった…。
電子特典が良すぎる…
環の話は下巻93ページから。
確認しなくてもわかる、何回も読み返してるから。
笑
環はもう、ずっと、諦めてるんですよね。
叶わない思いを長年抱えすぎて、もう期待も望みもしない。
その諦念の表情に胸が締め付けられます。
攻めは本当にズルい男だと思います。
なんでそれを環に言っちゃうの?って、小一時間説教したい気持ちにもなりました。
いや、小一時間じゃ足りないな笑。
でも憎みきれないし、環も嫌いになれないんでしょうね…
電子特典にその攻めの身勝手さと切なさが詰め込まれていて、たった5ページですがめちゃくちゃ好きです。
画力の高さはもちろん、コマ割りや構図にまでセンスを感じたとても美しい作品でした。
時代
それが解放される時、誰かを不幸にしながらもある種の美しさを生むのもよく理解できる話で。
それぞれがそれなりに幸せになれて良かったと思う。
踊る阿呆と腐れ外道
環、そんなに悪い人じゃなかったな…。
伊月に対してやった事は酷いからそこはダメだけど。
時代が違えば、もう少し違ったのかなぁ。
電子限定のあの数ページに、切ないけどほんの少し救われたような気がした。
最高!
家とか上下関係とか色々な縛りがあり、好きだけではどうにもならない…。
それが逆に美しい世界観になってます。
芳野×伊月が結ばれてホッとしたのだけど、結城×環が本当に切なくて…。
結城は最低なんだけど、でもこれは時代背景がそうさせていることもあり、ここがとても文学的。
本当に小説の世界のようです。
結城はずるいけど、それだけで片付けることができない。
私も結城を嫌いになれない!
最後は賛否が分かれるかもしれませんが、私はとても好きでした!
読んでいて切なさが込み上げて自然と涙が出ました。
あととても絵が綺麗で、それが世界観をさらに美しいものにしています。
大好きな作品となりました
2巻まで読むべき!!
踊る阿呆と腐れ外道 (下) (バンブー・コミック
最後まで読んだあとでタイトルを読み返すとなかなか深い。
あの時代、あの立場だったら「腐れ外道」と罵られなければかなわない恋だったのだろうな…と。
踊る阿呆と腐れ外道 (下) (バンブー・コミック
読んでいく内に私の中の環さんへの感情が徐々に変わっていくのが印象的でした。
下巻
環の想いがひしひしと伝わってきて、とても悲しかったです。
ただ、時代が時代だからというのもありますが、結城の行動は賛同出来かねました。
きれい
後半に本編の当て馬っぽい人の話があり、救われた気がしました。
全体的に透明感のある絵と話です。
何回も読み返したくなる
キャラクターの表情やセリフ作りが丁寧で、切ない気持ちが伝わります。
何回も読み返したくなるし、毎回読んだ後は浸ります。